SAND LANDの表紙

サンドランド、これいい漫画です。

もう表紙から鳥山明ワールド全開の乗り物が好きな方にはしびれます。

小学校の図書館にぜひ置いて頂きたいマンガですね。

子供ができたらぜひ読ませたい!

友情とかですね、真の意味で悪い人ってどんな人なのか?とか友情とか義理とかですね、そういったことを教えてくれるんですよね~。

SAND LANDは鳥山明さんの1冊読み切りマンガ。

鳥山明さんといえば超人気の有名マンガドラゴンボールの作者。

ドラゴンボールは本当ハマったなぁ~。

最近ではアニメで「ドラゴンボール超(スーパー)」として放送されていますね。アニメのドラゴンボール超はまだ見てないのですが、なにやらストーリーやら絵がひどいと口コミで出回っているので一度はチェックしておきたいですw

そんな鳥山明さんが実は読み切りのマンガを結構出しているのはご存知でしたか?

カジカやCOWA!、Nekomajin、銀河パトロールジャコといった短編マンガがあります。

あ、余談ですが銀河パトロールジャコはドラゴンボールファンの方は読んだほうがいいですよー!!!

短編集として鳥山明◯作劇場(とりやまあきらまるさくげきじょう)などもあったりするんですよね~。

サンドランドもそんな短編マンガの一つ。

もうストーリーの凝縮感やあの独特の絵、世界観としびれまくりでしたね!

ドラゴンボールから鳥山明を知った方でもスーッと読んでいけるマンガなので、抑えて置きたい1冊ですよ!




SAND LAND(サンドランド)ってどんな漫画?

サンドランドはドラゴンボールが完結した後に描かれたマンガで、噂としては鳥山明さんが戦車と老人を描きたかったから誕生したマンガと言われています。

え?戦車と老人?!

この2つを描きたいという理由でサンドランドが誕生したわけですが、その2つのキーワードからこんな素晴らしい漫画が誕生するかなってw

もう次元違います!!

そしてこのサンドランドの完成度の高さはネットでも評判になってまして、鳥山明さんの作品の中でも1、2番をとるぐらいの完成度なのでは?と言われているんですよ。

これはですね、SAND LANDを読む前までは

「うそぉ、ドラゴンボールやDr.スランプの方が売れてるし長編漫画だしアニメや映画にもなってるんだからそれは言い過ぎでは??」

なんて思ってたんですけど、一度読むと本気で納得です 笑

なんかマンガを読んでるんですけど、アクション映画やヒーロー物映画を見終わったような清々しさがあるわけです。

あの感覚、つ、伝わりますかね?!

しかも、キャリア後期の短編マンガなので、絵の綺麗さや細部まで描かれているメカニック、独特のキャラクターやタッチは健在してます。

知名度こそドラゴンボールには及ばないかもしれませんが、隠れた名作といっても過言ではないかもしれないです。

その証拠にサンドランドは1冊短編マンガでありながら数か国後で翻訳されている1冊なんですよ。

読み切りマンガファンの方に「これだけは読んどけ!」と強く言ってしまいたいですねw

サンドランドは絵やキャラクターだけでも十分価値がありますが、やはり短編読み切り漫画なのでストーりーも大切ですよね。

サンドランドのストーリーやあらすじ

どんなストーリーかといいますと、

人の行為と天変地異によってわずかな砂漠が世界の全てになった世界。

砂漠と荒野に覆われた大地に住む人々にとって生命線であった川が枯渇し、たった一つの水源を独占した国王によって水は法外な値段で取引され、国中の人々が乾きに喘ぐ中、この状況を打破すべく国王の水源とは別の水場「幻の泉」を探すために保安官ラオは腕の立つ魔物に加勢を求め、ベルゼブブ、シーフとともに水源を探す危険な旅へと出発するのだった。

基本のストーリーは描きたかったという老人が今回主人公でもある保安官のラオなんですけど、このラオと悪魔の王サタンの息子である悪魔の王子ベルゼブブ、そしてベルゼブブの子守というか相談役みたいな魔物でシーフが、手を組んで幻の泉をさがしにいくわけですよ。

でも実はこのメインストーリーとは別に、キャラ設定の過去のストーリーがあるんですよ。

例えば、主人公のラオ。

ラオの初めての登場シーン

ラオはアパトという村で保安官の設定なわけですが、実は過去に国王側の国王軍のスパースターシバ元将軍だったわけです。

このラオはシバ将軍だった当時、国王軍の命令でピッチ人による反乱からサンドランドを守ったとされる英雄なんですよね。

幻の泉を探すというストーリーが進む中で、ピッチ人による反乱は実は国王軍の大将軍ゼウ大将軍の陰謀だったことがわかり、過去のストーリーも展開されていくわけです。

個々のキャラクターの歴史設定、泉探しというストーリー、登場人物の過去の因縁や因果関係、とSAND LANDは絶妙に絡みあっているんですよ。

また、途中に登場してくるスイマーズというパパ、パイク、シャーク、グッピーという悪党4人組や砂漠の人々に大量の水を生み出すマシンを作りだそうとしていたピッチ人、そんなマシンを作り出されてはお金儲けができないとピッチ人のマシンを大爆発で一掃させた国王軍のゼウ大将軍。

このピッチ人のマシン大爆発がかなり裏のストーリーとしてはメインだったりします!

その大爆発によって死んでしまった軍人アポの息子であり現国王軍の将軍であるアレ将軍、魔物の王サタンやサタンの息子であるベルゼブブやシーク、そして軍人アポの上司であり現役当時は伝説とまで言われたシバ将軍ことラオ。

いろいろなところで人と人、魔物と人と繋がっていくんですよね~。

サスペンスみたいな繋がりですよ、本当。

それと、何が悪くて何が正しいのか?ってこともメッセージ性としてはあると思います。

痛快というか・・・。

魔物は人々から恐れられいる種族ですが、実際は人を殺すようなことはなくむしろ人間が悪いことが起きると魔物のせいにしてきたために勘違いされている存在なんです。

見方によりますけど、ピュアなんですよある意味魔物って。

それに比べると国王やゼウ大将軍なんかは人々から尊敬を集める存在であるにもかかわらず、水を規制して金儲けばかり考えているような連中です。

あぁーなんだろ、この腐敗した感じ。

本当に良い行いや正義ってなんだろうか?っていうメッセージ性が感じられるんですよね、SAND LANDって。

そんなストーリーやキャラクターを生み出す鳥山明さん素晴らしいですよね。

作者の鳥山明さんってどんな人?

今更感がすごーくありますが、鳥山明さんってどんな方なんでしょう。

1978年に『週刊少年ジャンプ』にて読み切り作品『ワンダーアイランド』でデビュー。

集英社との専属契約下で『週刊少年ジャンプ』などジャンプ系列誌に作品を発表。代表作『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』はいずれもテレビアニメ化され、1981年から1999年にかけてフジテレビ系列の毎週水曜日19:00 – 19:30は『Dr.スランプ アラレちゃん』から始まり、『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドクタースランプ』と、長期に渡り鳥山原作のアニメが放映されていた。

2017年現在でもドラゴンボールは人気を得ていますが、ドラゴンボールの連載スタートって1984年の11月なんですよ!

30周年を余裕で超えてます。

マンガとしての連載は1995年で終了したわけですが、こんな人気がずーっと続く漫画ってそうそう無いと思うんですよね。

継続は力なりってことですかね。

SAND LAND自体は賞を受賞しているわけではないのですが、Dr.スランプにて第27回小学館漫画賞少年少女部門を受賞したり、ドラゴンクエストVII エデンの戦士たちにて第4回文化庁メディア芸術祭インタラクティブ部門大賞を受賞したりしているわけです。

あぁーサンドランドもダンジョン飯みたいにアマゾンあたりで受賞しないでしょうかねぇ。

それだけの価値があると思いますし、世の中にもっとひろまって欲しいですねぇ。

鳥山明さんはデザイナーとしても有名でして、ドラゴンクエストシリーズのキャラクターやモンスターもデザインしています。

ドラゴンクエストシリーズは1986年の第1作から担当しているので、SAND LANDに出ているキャラクターがなぜかドラゴンクエストと被るのも納得です。

シーフ「王子 スライムのやつが死にました。うっかり陽射しの中でねむってしまったようですな・・・」

市民権を得ているであろうスライムを、こんな使い方できるのは鳥山明さんならでは 笑

クスっと笑ってしまいます。

また、ベルゼブブの父である大魔王サタンもあれです・・・

見た目がドラゴンボールのサタンです 笑

ドラゴンボールとSAND LANDの因果関係はなさそうですが、こんな贅沢な使い方ができるのも鳥山明さんならではですよね 笑

SAND LANDの見どころや感想をピックアップ!

サンドランドでオススメしたいセリフやコマなんかはたくさんあるのですが、思わずニヤっとしてしまったシーンがあるんですよね。

ラオが魔物の力を借りたくベルゼブブに手土産を渡すシーン。

プレイステーション6にドラクエ13だとぉおお!!

2017年現在プレイステーションは4まで出ていてドラクエは「ドラゴンクエスト11過ぎ去りし時を求めて」

マンガ中にさり気なくドラクエを出しちゃうあたりがニヤっとしていまいましたね。

それと、勝手な想像といいますか、妄想なんですけどドラクエ13が出た時、もしかしたらSAND LANDと何かタイアップするんじゃないかなって変に期待しちゃったんですよね。

鳥山明さんってなんか面白いことやってくれそうなワクワク感があるじゃないですか。

ジャコなんかはドラゴンボール誕生秘話みたいなのも載せてますし・・・。

それにプラスして週刊少年ジャンプ特別編集「巻頭特別袋とじ企画 鳥山明スペシャル」の中でこう語ってます。

もともと先の展開をじっくりと考えて描くタイプではなく、『ドラゴンボール』では行き当たりばったりで描いていたことが多い。鳥山自身、自分でもどうなっていくのかわからなくて、なかなかドキドキわくわくして描けて悪くないという。

また、悟空が大猿に変身したりサイヤ人だったと設定は当初まったく考えておらず、こういう辻褄合わせは上手い。

とのことなんですよね。

これ、もしかしたらもしかして、ドラクエ13の時SAND LANDに出てくる魔物勢揃いとか、裏キャラでスイマーズとか出てくるかもしれませんよぉ~w

ドラクエの発売ペースで考えたら、約10年後にドラクエ13の可能性があるのでみんなが忘れた頃にあぁ、2000年に描かれたマンガが2027年にドラクエとタイアップして返ってくるなんて!!

といい意味でやらかしてくれるかもしれません。

SAND LAND(サンドランド)まとめ

いやぁ、他にもオススメのコマがたくさんあります!

“こちらハローワーカーなり”で今回ご紹介させて頂きましたが、もはや読んで頂いた方が確実にわかって頂けるかと。

人気ランキングやアマゾンでなかなか出てこない1冊ですが、手元に置いといて欲しい傑作マンガだと思うのでぜひSAND LAND読んで見てくださいね!